
トップ >> 過去のことば辞典 ~ ADSL(ブロードバンドの主流回線)
2001年の日本はADSLの普及が加速し「ブロードバンド元年」と呼ばれましたが、日本はADSLの普及でアメリカと韓国に大きく遅れをとりました。その理由は、国内で市内ケーブルを独占するNTTがISDNサービスを積極的に推進してきたからです。ISDN線とADSL線は敷設ケーブル束内で周波数が大きく干渉し合うために共存が難しく、NTTはADSLへのシフトを躊躇し、より高速の次世代回線「光ファイバー(FTTH)」計画を推進してきました。しかしISDNとの干渉を避けるG.liteの「AnnexC」という国内仕様が勧告され、またNTTがメタルケーブル(ドライカッパー)を開放するにつれ、ADSLサービス事業者が徐々にADSLサービスを本格的に提供するようになり、現在はNTT自体も、サービスの提供を開始してインターネット接続回線の約半数を占めるまでに至っています。